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大人なら知っておくべき正しい避妊方法!

大切なパートナーとのセックスをよりよいものにするために「避妊」は重要なテーマです。大人ならば誰もが知っておきたい正しい避妊方法についてお話します。


男女とも、避妊の正しい避妊知識は知っておくべき!

正しい避妊を行っていますか?

正しい避妊を行っていますか?

大切なパートナーとの時間は、何にも代えがたいもの。心がつながって、そして体がつながったら、二人の愛はますます深まっていきますよね。

だからこそ、きちんとお互いの体を気遣えているか、避妊についての知識を深めることは、とても大切です。今回は、大人ならば誰もが知っておきたい正しい避妊方法についてお話します。


「絶対的な安全日」なんて存在しません!

まず避妊について知っておいてほしいのは「安全日なんて存在しない」ということ。「膣内射精しなければ妊娠しない」とか、「安全日はOK」と言って、避妊を怠るカップルがいますが、精子の寿命は長い場合は1週間程あるため、その間に排卵が起こった場合、妊娠に至る可能性があります。

一回の射精に含まれる精子の数は、2~3億個ほどですが、受精の現場である卵管膨大部にたどり着くのは、そのうちの数百前後です。射精直後は受精能力を持たない精子ですが、5時間程度で受精能力を取得して、卵管膨大部で精子を待つ卵子と出会うい受精するというわけです。


さまざまな避妊法について

避妊方法には、さまざまな種類があります。男性主導で行う避妊だけではなく、女性の意思で行うことができる避妊法もたくさんあるので、種類ごとに紹介していきたいと思います。

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1 低用量経口避妊薬・ピル(OC)による避妊

さまざまな避妊法について

ピルによる避妊は様々なメリットも

いわゆる「ピル」と呼ばれる避妊法です。卵胞ホルモンと黄体ホルモンが入った薬剤を服用することで、排卵を司るホルモンの分泌を抑えて排卵を抑制したり、子宮内膜を着床しにくい状態にし、子宮内部への精子の進入を阻止するように働き、妊娠を防ぎます。

OC・ピルには様々なメリットがありますが、あくまで避妊を目的としており、性感染症予防にはなりません。性感染症の予防には、コンドームの使用が有効です。

【OC・ピルのメリット】
  • 正しく服用すれば避妊率が高い
  • 女性主導で避妊を行うことができる
  • 生理痛・生理不順・月経前症状(PMS)の軽減
  • にきび、多毛などの改善
  • 子宮内膜症の予防と改善

【OC・ピルのデメリット】
  • 正しい周期で毎日服用しなければならない
  • 吐き気や不正出血などの副作用を感じる人もいる
  • ピルを服用していると血栓症のリスクが高まるため、喫煙者の服用が難しい
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む食品やサプリメントは、OCの効果を弱めるので摂取を控える必要がある
  • 性感染症の予防にはならない
     

2 コンドームによる避妊

コンドームは多くの人が避妊のために使用している一方で、避妊に失敗するケースが多いため注意が必要です。「コンドームさえしていれば妊娠しない」という考えは捨てましょう。

性交途中でコンドームの脱落や破れがおきないよう、サイズの合った物を選んでいるか、最初から正しくと装着しているかどうかを見直してみましょう。また、女性がパートナーにコンドームを装着してあげる場合、長い爪がひっかかって傷がつき精液が漏れるというケースもあるので要注意です。

コンドームは、避妊目的というよりは、むしろ性感染症予防のためにぜひ使用をしてほしいもの。世界的には「避妊にはピル・OC、性感染症予防にはコンドーム」という常識ができつつあるくらいです。

次は「4種の避妊法」について紹介します。


3 IUS(子宮内避妊システム)による避妊

男女とも正しい避妊知識を!

男女とも正しい避妊知識を!

IUSは新しい避妊法として注目が高まっています。子宮内に黄体ホルモンを分泌する器具を挿入することで、子宮内膜が肥厚するのを防いで受精を防ぎます。同じように、子宮内に、銅イオンを分泌する器具を入れて、受精と子宮内膜肥厚を防ぐという方法もあります。

比較的避妊率は高く、ピルのような飲み忘れによる避妊失敗は起きませんし、一度装着すると効果は2~5年程度持続します。
ただし使用を開始&中止する場合は婦人科で処置が必要な事と、出産経験がないと使いにくい事もあるのでと、性感染症予防にはならない点等は注意が必要です。


4 基礎体温表による避妊

月経周期や基礎体温の変化などから、自分の排卵日を予測して、その時期の性交渉を避けるというものです。女性の体温は、「二相性」といって、低温期と高温期に分かれています。月経を境に高温期から低温期に移り、排卵を境に、低温期から高温期に移ります。

しかしながら、体温はその時の体調などにも大きく左右されるために、排卵日を特定することが困難です。あくまで目安として考え、他の避妊法と一緒に取り入れるの事をオススメします。


5 避妊手術

産婦人科で外科的に行う避妊手術の事をさし、女性の場合は卵管をしばって卵子と精子が出会うのを根本的に防いでしまうという方法になります。

膣から行うアプローチと、開腹手術の方法がありますが、どちらも入院が必要であることと、女性の場合は、一度この手術を受けると元に戻すことが困難な為、よく検討する必要があります。

男性の行う避妊手術としては、精管を縛って精子が出ないようにする方法があります。こちらは、日帰りで行う場合もあります。


6 禁欲による避妊

どんな避妊方法でも、わずかながら失敗の可能性は残ります。100%の避妊は「禁欲」のみです。挿入を伴わない性行為では、妊娠の可能性はありませんが、オーラルセックスなどでも、性感染症のリスクは残ることもお忘れなく!

これらの他にも、日本では未発売ですが、膣内に殺精子剤を入れる避妊方法などが海外では行われています。


オススメは、コンドーム&ピルを併用する避妊

いかがでしょうか?実に様々な避妊方法がありますが、ガイドはコンドームとピル・OCの併用をオススメします。

避妊は女性ばかりが気を遣うのではなく、パートナーとよく話し合って、二人にとって一番いい方法を選択してみてください。セックスはお互いの心配りでより良いものなっていくので、正しい避妊知識をもって、よりハッピーな性生活を送ってくださいね。 

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